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腎臓病は食事療法で改善する┃低タンパクの料理が良い

疾患別のポイント

食事

腎臓病の食事療法のポイントは疾患によって異なってきます。腎臓病にも様々な種類があり、疾患に合わせた食事療法を行うことが、腎臓病の悪化を防ぐために必要なこととなっています。まずは急性腎不全です。これは尿が出にくくなっている急性期となっており、たんぱく質と食塩を厳しく制限する必要があります。尿量や血圧の変化に応じて制限を変更していきます。次はネフローゼ症候群です。この病気では高度のたんぱく尿が出ます。最近の食事療法としては、低たんぱく食にすることで病気の進行を遅らせることがわかっています。とはいえ、たんぱく制限が長期に及ぶと低たんぱく血症になる危険性が出てきます。医師や管理栄養士と相談しながらの食事療法が効果的です。

そして糖尿病性腎症です。これは腎機能に合わせた食事療法に加え、糖尿病の食事療法を行う必要があります。糖尿病の食事療法も適正なエネルギーを守り、栄養バランスを整え、規則的に3食食べることが基本となっており、腎臓病の場合と共通点が多くなっています。そのため、特段意識する必要はありません。ただ、腎機能の低下によるに注意を払いすぎるあまりに血糖値のコントロールを忘れないようにします。最後は痛風腎です。これは高尿酸血症の場合が多くなっています。この場合には、プリン体を多く含む食品の摂取を控えるようにします。具体的な食品としては、イワシやカツオ、エビやカキなどの貝類、レバーなどの動物の内臓肉などとなっています。